【出漁ルポ・塚田とも子】夜メバル＆カサゴ　鶴見「隠居屋」（デイリースポーツ指定船宿）

　横浜市鶴見区の隠居屋では、夜メバル、カサゴ釣りが好調をキープ。いい時はトップで５０～６０匹超え（１５～２６センチ）の好釣果が出ている。９日、隠居屋にお邪魔すると大勢の釣り人でにぎわっていた。当日は前半、食い渋ったが、後半、暗くなってから釣れ始めて終盤には食い活発！大型メバル２６センチや大型カサゴ２８センチも釣れて歓声が上がった。

　午後５時１５分、関口則行船長の操船で出船。横浜沖の水深１０メートル前後を狙った。

　私の釣り座は、左舷、胴の間。オモリ１０号、隠居屋の２～３本バリの胴突き仕掛け。エサはアオイソメで長いのは半分に切って、短いのは１匹のチョン掛けで使用。

　当日は、都心の最高気温が３２度を超えたが海上は涼しかった。

　関口船長の合図で釣り開始。早々に左舷胴の間、千葉県松戸市の大下卓さんが、良型カサゴを釣って笑顔を見せた。「会社の人たちと５人で来た」と言う。

　明るいうちは、全体に食い渋ったが、暗くなってから釣れ始めた。

　２６、２８センチの大型！！「大きいねえ！」歓声

　私の右隣で「釣りは２回目」という女性が２５センチの大型メバルを釣ってうれしそう。私にも良型のメバルやカサゴが釣れた。

　Ｗ好釣

　左隣、練馬区の三谷長生さんは良型メバルと大型カサゴ２８センチをダブルで。さらに帰り間際に大型メバル２６センチを釣って、周囲から「大きいねえ！」と歓声が上がった。自身も「今日は大型が多い」と満足そう。

　横浜市の平野芳隆さんは、メバル、カサゴ２３匹（１５～２６センチ）の好釣果で、２０匹近い釣果の人たちも結構いて満遍なく楽しめたようだ。

　これより前、３日は夜メバル、カサゴが４１～６４匹の爆釣！２日もトップは５１匹。今後も楽しみな状況だ。

　▽隠居屋＝ＴＥＬ０４５・５０１・１１０７。マダコは金土日祝、午前６時半、シロギスは土日祝（１７日は休み）午前７時、夜メバル、カサゴと夜アナゴは土日祝午後５時１５分に出船する。

　関口則行船長「この日は、潮がやや澄んでいて明るいうちは釣れなかったが、暗くなってから釣れ始めた。３日は、潮が濁っていて明るいうちから釣れてトップは６４匹でした。今後も期待できると思います。根掛かりが多いので仕掛けを余分に。梅雨時は、夜はまだ寒いので防寒対策をしてください」