侍ジャパン・森下 勝負強さ健在!代打で千金2点打 井端監督称賛「本番でも」ラストアピール成功

 「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、侍ジャパン5-4阪神」(3日、京セラドーム大阪)

 WBCに臨む日本代表「侍ジャパン」は3日、京セラドームで阪神と強化試合を行い、5-4で勝利した。森下翔太外野手(25)が七回2死二、三塁から代打で出場し、中前へ2点適時打を放った。岡本が5番に入り、ベストメンバーで臨んだ一戦。強化試合は2試合連続ベンチスタートとなったが、持ち味の勝負強さを発揮した。

 同僚たちの前で、日の丸を背負う覚悟を見せた。勝負強さなら誰にも負けない。森下が代打で、一振りで結果を残した。

 「ツーストライクからでも簡単に終わらないっていうのは自分の武器でもあるんで。初球からいきますけど、追い込まれた時には何かことを起こして、今日みたいなタイムリーを打てたら最高の結果かなと思います」

 メジャー組が2日の試合から出場し、森下は2戦連続のベンチスタートとなった。しかし3点リードの七回2死二、三塁。井端監督に名前を告げられた。普段は対戦することのないチームメートの湯浅と対峙(たいじ)。追い込まれながらも147キロ直球をはじき返し、二遊間を破る2点適時打とした。

 指揮官は「今日、途中からというところで、ランナーを置いた場面で、代打で使いたいなと思っていた」と明かした。続けて「その通り(結果が)出たというところで何となくイメージが湧いたのかなと思っていますし、その中で貴重なタイムリーを打ったというところで、本番でもどんな当たりでも打ってくれればと思います」と称賛し、代打の切り札としても大きな期待を込めた。

 森下は一塁上で、左手を茶わんにし、右手をくるくる。北山が考案し、改良された“お茶ポーズ”を早速披露し、「これをたくさんできるように頑張りたい」とはにかんだ。2月22日のソフトバンク戦、同28日の中日戦でそれぞれ本塁打を放つなど存在感を見せてきた。ただ、途中出場した2日のオリックス戦の九回先頭の打席では遊ゴロに倒れていた。

 そんな中で迎えた本番前最終戦で見せた一打。吉田、鈴木のメジャー組に加え、近藤、周東とレベルが高く熾烈(しれつ)な外野陣に食らいつく覚悟で、最後に猛アピールした。ただ「タイミングを初球から合わしていって、しっかり芯で捉えるところはもっとできるんじゃないか」と慢心はない。

 久しぶりに会った阪神のチームメートらからも「頑張れよ」とエールを送られた。いよいよ6日の台湾戦から戦いが始まる。「初戦を100%の状態で迎えられるように。まずは初戦、勝つことがすべてだと思うので、頑張りたい」。世界一への道を歩み始める。

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