大谷、ダルの登板は志願だった 栗山監督が明かす「言ってきてくれた」「いけるかは最初から考えていた」

 「WBC決勝、日本代表3-2アメリカ代表」(21日、マイアミ)

 日本代表がアメリカ代表を下し、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。

 14年ぶりのWBC制覇。悲願達成に栗山監督は「選手たちが嬉しそうな顔をしていた。それが嬉しかった」と感無量の表情を浮かべた。

 総力を結集した。八回はダルビッシュ、九回は大谷の超豪華リレー。指揮官はダルビッシュ、大谷の登板について「僕は一言も投げないとは言ってない。報道ではいろいろ言われていたけど、実はこのスケジュールを最初に見た時に準々から、時差があるなか、中4日で彼らがいけるかは最初からすごい考えていて、僕のほうから一切アプローチはしていない。彼らが勝ちたいと思った時にアプローチあると思っていたので、あるタイミングでふたりとも「いきます」と言ってきてくれた」と、志願の登板だったことを明かした。

 指揮官は「若い投手がすごいアメリカ打線に対して一生懸命投げた。素晴らしい財産。経験。それを見ていた子どもたちが野球をやりたいと思う子が必ずいて、それが嬉しい」とうなずいた。

 今大会は大谷やダルビッシュらメジャー組も参加し、日系人のヌートバーも初めて侍ジャパンに招集。悲願を達成し、選手から10回胴上げされた。

 指揮官はチームが成功した理由を問われ、「全ての選手が一生懸命やってくれたのが一番。選手同士、ダルビッシュ、翔平、吉田選手、ヌートバー選手もそうだし、いろんなところでやっている人が集まって心を通わしてチームを作ってくれたのが大きかった」と、一丸となった選手に感謝していた。

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