侍J“ダル流”時差ぼけ対策で投手陣万全 さすが精神的支柱!グループLINEで説明

 南風に吹かれながらキャッチボールするダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
 笑顔を見せるダルビッシュ(左)と湯浅(撮影・田中政行)
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 やっぱり精神的支柱だった。侍ジャパンの大黒柱・ダルビッシュ有投手(36)が18日(日本時間19日)、時差ぼけ対策を投手陣全員に“連絡網”として配布していたことが明らかとなった。「浸透しているかはわからないですけど、何人か投手陣はグミを食べたりとか、日が出てから動いたりしているので」。まさに、効果てきめんだ。

 いざ、決戦の地へ。約13時間の長期フライトを終えた直後、投手陣全員が入っているグループLINEに長文メールが届いた。差出人はダルビッシュ。大勢は「こうしたらいいよとか、そういう説明やアドバイス、どういう効果があるのかを、一から説明してもらったので」と明かした。

 投手陣からは返信が殺到。睡眠を安定させたり、生体時計の調整を行ったりする作用があるという「メラトニン」についての考察とみられ、その効果を説明したURLも別で送信されていたというから驚きだ。

 また「日光浴がいい」との助言を受け、散歩をする投手陣も続出。佐々木朗や湯浅、松井裕らが朝からの散策を楽しんでいるといい、投手陣は全員がスッキリした表情。大勢も「牧さんがバスの中で、着いても寝ていたので、僕が起こしました」と、きっちりオチをつけながら時差ぼけなしの投手陣をアピールした。

 全勝で世界一奪還へ。投手陣は総動員で2勝を目指し、ダルビッシュも21日(日本時間22日)の決勝戦に登板する可能性もある。「自分が持てる力を全部出したい」。広い視野で全員の健康管理も見つめ、一丸で頂点を目指していく。

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