佐々木朗希 地元学生から和食情報収集 英語を使ってファンと交流も 侍5人が米上陸8時間後に自主練習

 キャッチボールをする佐々木(撮影・小林信行)
 練習後の取材で笑顔を見せる佐々木(撮影・小林信行)
 宮城と並んでウォームアップをする佐々木(撮影・小林信行)
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 20日(日本時間21日)に行われる準決勝の先発が確実視されている佐々木朗希投手が17日(同18日)、山本由伸、宮城大弥、高橋宏斗の3投手と吉田正尚外野手とともにフロリダ州マイアミ市内で自主練習を行った。

 東京からチャーター機でこの日午前3時にマイアミに到着した侍ジャパン。佐々木ら5人は米国上陸から約8時間後にフィールドに姿を見せた。気温26度、湿度45%。太陽の光を浴びながら体を動かした佐々木は「暖かいなというか、湿度も高いですし、気持ちいいなと思います」。約20分間、宮城を相手に行ったキャッチボールは、60メートルまで距離を伸ばすなどして投球の感覚を確かめ、「長いフライトだったので体をほぐすイメージ。今日は特に時差ぼけもなく順調だと思います」と話した。

 投球後のコンディショニングでは外野フェンス沿いをランニング。中堅フェンスの外にいたファンとは英語を使って交流した。右翼ポール際にいたファンが日本人だと分かると、おすすめの和食レストランを質問。短期決戦の準備に抜かりはなかった。

 佐々木からサインボールをゲットした男子生徒の一人は「こんなに気軽に話しかけてくれるとは思っていなかったのでびっくりした。日本ではできないこと。すごくうれしい」と興奮気味に話した。

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