侍・源田は骨折の可能性も 韓国戦で右手指負傷 離脱なら代役は広島・小園、菊池が浮上

 「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表10-2チェコ代表」(11日、東京ドーム)

 侍ジャパン・源田壮亮内野手(30)が右手指を骨折している可能性があることが11日、分かった。10日・韓国戦の走塁時に負傷して途中交代。チェコ戦前のグラウンドでの練習を回避して先発メンバーからも外れ、ベンチから戦況を見つめた。最悪の場合、チームからの離脱も考えられる。

 通常通り東京ドーム入りし、グラウンドには姿を見せたものの、練習は行わなかった。右手薬指と小指はテーピングで固定されており、栗山監督は「何もないというわけではない。痛めた部分はありますけど、前に進んでいけるんだと信じてやっているだけです」と話すにとどめた。

 試合終了後、白井ヘッドコーチは「彼は今日もやりたいってことでしたけど、無理をさせないってことでこちらでブレーキをかけた」と説明。12日以降の出場については「様子を見ながらですね」と話した。

 源田は韓国戦の三回に、二走として相手投手のけん制にヘッドスライディングで帰塁した際に右手指を負傷したと見られる。四回の守備から交代し、病院へと直行していた。

 9日・中国戦では左翼ファウルゾーンへの飛球を好捕するなど、堅実な守備で勝利に貢献。打撃面でも好調を維持していた正遊撃手の離脱となれば、チームにとって大きな痛手となる。

 代替選手の候補には広島の小園と菊池の名が挙がる。小園は昨季127試合に出場した伸び盛りの22歳。菊池は2017年の第4回WBCに出場し、準決勝・米国戦では一時同点となるソロ本塁打を放った実績の持ち主だ。状況を見極めながら最善の道を探る。

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