10日日韓戦 背水の陣の韓国 先発はベテラン左腕キム・グァンヒョンに託す 指揮官「経験豊富な投手を選んだ」
「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、オーストラリア代表8-7韓国代表」(9日、東京ドーム)
3大会ぶりの4強を目標に掲げる韓国が痛恨の1敗を喫した。豪州に3ラン2本を含む計3本塁打を許し、7投手の継投も実らず、最後は盗塁死で敗戦。選手たちは呆然とベンチで立ち尽くした。
韓国のイ・ガンチョル監督は試合後の会見で「全体としてはさまざまなことがあったが、選手は初戦としては頑張ってくれた。いい試合だった。いいコンディションをキープして次に臨みたい」と淡々と語り、10日の日本戦の先発は、34歳のベテラン左腕のキム・グァンヒョンで臨むことを発表。「経験豊富な投手を選んだ。残りの試合は総力戦でいく。ベスト8を目指して総力をあげていきたい。明日はナイターなので、使える駒は全部使いたい。明日は総力戦。使える駒は全て使って、勝ちたいと思う」と、見据えた。
キム・グァンヒョンは昨季韓国リーグで13勝3敗、防御率2・13をマーク。北京五輪では準決勝日本戦に登板し、勝利をあげている。
