あるぞ阪神・近本の侍招集 誠也アウト?左脇腹の張りでOP戦欠場 検査結果待ち

 代替選出が有力な近本光司
 練習を終えて引き揚げるカブス・鈴木(中央)=共同
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 世界一奪還に挑む侍ジャパンに激震が走った。米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手(28)が、出場を予定していた25日(日本時間26日)のジャイアンツ戦を欠場。球団は「左脇腹の張り」と発表した。WBC出場についても不透明で、仮に辞退となれば阪神・近本光司外野手(28)の代替選出が有力となる。

 試合開始1時間前のアクシデント。フリー打撃の途中で左わき腹の張りを訴えた。練習後は言葉を残すことなく帰宅。今後はMRIなど精密検査の結果を待つが、故障箇所が箇所なだけに見通しは厳しい。栗山監督は「全員が、元気に集まってくれると信じています」とコメント。清水外野守備走塁コーチも「まずは情報を待ちます」と話すにとどめた。

 最悪、辞退なら代替選手が必要になる。今月8日が提出期限だったリストには、予備選手として50人が登録されている。投手は1次ラウンド後と準々決勝後に2人ずつ、最大8人の入れ替えが可能。一方の野手は故障者が出た時に限り、入れ替えが可能なルールがある。

 予備登録された野手の中で、最有力候補には近本の名前が挙がる。昨年11月の強化試合にも招集され、4試合のうち3試合にスタメン出場。栗山監督も「俺が好きなタイプの選手、すてきな選手だった」と能力を高く評価している。ヤクルト・塩見泰隆外野手(29)は、下半身のコンディション不良で2軍再調整中。他には広島・西川龍馬外野手(28)らが候補になりそうだ。

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