侍ジャパンが対外試合2連勝!周東が自慢の足で同点&決勝点呼ぶ 栗山監督「勢いに乗っていける」

 9回、試合を締めた栗林(中央右)はナインとタッチする(撮影・山口登)
 9回、栗山監督(左)は生還した周東を迎える(撮影・山口登)
 9回、湯浅(右から2人目)はベンチでダルビッシュ(左端)らと試合を見つめる(撮影・山口登)
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 「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023、日本代表4-2ソフトバンク」(26日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 侍ジャパンが九回に勝ち越し、対外試合2連勝とした。

 同点で迎えた九回、途中出場の周東が左前打で出塁すると、場内から「走れ!走れ!」コールが響く中、見事に二盗に成功。さらに敵失を呼んで1死三塁となり、源田の右前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 2点を追う五回には代走で一塁に向かうと、すかさず二盗に成功。ここでも敵失を呼んで1点差に迫ると、内野ゴロ間に同点のホームを踏んだ。

 国際大会では大きな武器となる機動力で2度の得点機を演出した周東。栗山監督は試合後のインタビューで「苦しい時にいろんな形で点が取れるのは幅が広がる。スピードがある選手が生かして勝てたということは、勢いに乗っていける」と語った。打線全体で2桁残塁を喫するなど重苦しい展開だったが、侍ジャパンの切り札が重苦しい空気を吹き飛ばした。

 投手陣は先発の山本が味方の失策に足を引っ張られる場面もあり3回2失点。それでも「失点はしてしまいましたが内容は良かったと思います」と収穫を強調した。七回に登板した湯浅、八回に登板した大勢がそれぞれ三者凡退に抑え、九回へ流れを呼んだ形となった。

 指揮官は今後に向けて「いよいよなんで。明日1日練習して、名古屋に行って、本番へ進んでいきたいと思います」と語った。

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