浅尾、4日ぶりブルペンも球威イマイチ

 「WBC日本代表候補合宿」(16日、宮崎サンマリン)

 右肩の違和感を訴えていた中日・浅尾が、最終メンバー入りへ厳しい立場に追い込まれた。12日以来、4日ぶりにブルペン入りして21球の投球練習。右腕は「シーズン通りの調整です」と復調をアピールしたが、球威は物足りなかった。

 これまで、浅尾を抑えの第一候補に指名していた山本監督は「まだそこまでは(構想を)固めず、流動的になるかも。明日からの実戦を見てからになる」と厳しい表情。浅尾がメンバーから外れた場合、摂津を筆頭に山口、涌井が守護神候補として挙がりそうだ。

 18日の西武戦に登板する浅尾は「(今は)むちゃくちゃいいわけではないが、もうちょっと」とあきらめた様子はない。東尾投手総合コーチは「気持ちが入った時にどうなるかだね」と、ぎりぎりまで状態を見極める方針だ。

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