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香川・森崎、変化球に磨きかけローテを守り続ける 二十歳の若きパパ

 【香川・森崎友星投手】文=高田博史

 森崎友星が選んだこれまでのベストゲームは、対愛媛後期4回戦(8月24日、レクザム)だ。正田樹(元日本ハムほか)と9回を投げ合い、劇的なサヨナラ勝ちで5勝目を手にした。

 「たくさん応援があったので、調子に乗ってました。普通やったら落ちとんですけど、いつも以上に人がおって、にぎわっとったんが力になって。最後のほうはやっぱ、力になりました」

 後期に入り、香川の先発投手陣の一角としてローテを守り続けている。

 対ソフトバンク後期4回戦(9月5日、タマスタ筑後)では、序盤の3回を投げて7個の三振を奪った。特に調子が良いわけではなかったが、ストレートで空振りが取れ、変化球が低めに決まった。

 「試合前、西田監督から『スライダー打ててないから狙ってみい』って言われて。2ストライクに追い込んでから、スライダーで三振が取れました」

 高校卒業後、クラブチームを経て香川に入団している。元々、ストレートには自信があった。

 天野浩一コーチ(元広島)のアドバイスにより、投球モーションをノーワインドアップからセットポジションに変えている。体力をキープしつつコントロールを重要視して、長いイニングを投げ切らせるためだ。

 「低め、低めに投げられるように、と思って投げてますね。前まではストレートで抑えようとしてたんですけど、決めどころでは変化球が大事になって来るので。いかに変化球で抑えられるか」

 空振りを取れるタテのカーブに自信を持ち始めた。ガイナーズに入団してから磨きをかけたものだ。

 背番号「30」は、昨年7月に生まれた長女「心陽」(みお)ちゃんの名前にかけた。登板する試合は、妻・眞季さんがいつも応援に来てくれる。試合中、ふと娘の顔を思い出すこともあるという。

 「打たれて負けてるとき、このままじゃ帰れんなあ…とか、ちょっと思ったりしますね(笑)」

 二十歳の若いパパは家族からの応援を受け、大きな夢を勝ち取るため挑戦を続けている。

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