清原ジュニア異例の野球再挑戦で話題!東京六大学野球リーグの“2世選手”

西武や巨人などで活躍した清原和博氏の長男である慶大・正吾内野手(2年・慶応)は、大学から野球再挑戦でも話題です。清原ジュニア以外にも同リーグには“2世選手”が目白押し。神宮を彩るスター候補に迫ります。

公開日:2022.6.6

東大にはサブマリン・渡辺ジュニアが入部

渡辺俊介氏の長男 東大・向輝投手が公式戦デビュー「東大の野球部に入れてよかった」

 「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、東大2-10慶大」(31日、神宮球場)
 東大が慶大に七回コールドで敗れた。元ロッテ・渡辺俊介氏の長男で今春から東大でプレーする向輝投手(1年・海城)は3番手で登板し、0回2/3を3安打2失点だった。

渡辺俊介氏の長男 東大・向輝投手が公式戦デビュー「東大の野球部に入れてよかった」

“2世”対決も実現

清原氏長男の慶大・正吾 “神宮初安打”お預け “2世選手対決”敗れる

 「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、法大11-3慶大」(3日、神宮球場)
 法大が慶大を破り、優勝した。西武や巨人などで活躍した清原和博氏(53)の長男で慶大の正吾内野手(1年・慶応)は「7番・DH」で公式戦初スタメンとなったが、3打数無安打2三振1四球。“神宮初安打”はお預けとなった。
 法大の先発はソフトバンク・吉鶴憲治バッテリーコーチ(50)を父に持つ翔瑛投手(1年・木更津総合)で“2世選手対決”となった。「自分が抑えたいと思っていた」という左腕を好機で打ち崩せず、神宮での快音は秋以降に持ち越された。

清原氏長男の慶大・正吾 “神宮初安打”お預け “2世選手対決”敗れる

過去には一茂、カツノリらが活躍

清原和博氏の長男“神宮デビュー” 過去東京六大学にいた2世選手は

 東京六大学では過去にもプロ野球選手らの2世、3世選手がプレーしてきた。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(85)の長男・長嶋一茂(立大)は4年時、4番で主将として活躍。最終学年の春に打率.340をマークし、父と同じポジションである三塁手としてベストナインを獲得した。
 南海、ヤクルト、阪神、楽天の監督を務めた野村克也氏の息子である野村克則(明大)は、2年秋に首位打者とリーグトップの打点を稼いで“二冠王”となるなど、屈指の打棒を発揮し、一塁手としてベストナインにも輝いている。後に父と同じく捕手としてもチームをけん引した。
 近年では2018年まで阪神・平塚スカウトの次男・平塚大賀(明大)が在籍し、4年秋には「4番・一塁」に定着し、名門の主軸を担った。

清原和博氏の長男“神宮デビュー” 過去東京六大学にいた2世選手は

現在、在籍している選手は新人戦の出場のみ。正真正銘の“リーグ戦デビュー”が待ち遠しい!

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