「アニキ」「JFK」…虎党興奮!阪神選手の異名まとめ

 「アニキ」「JFK」「物干し竿」…虎党を魅了してきた虎戦士たちの異名を一挙にまとめてみました。

公開日:2019.5.9

左:ヘッドスライディングする亀山努=1992年9月15日、右:サヨナラ2点本塁打を放ち、バンザイをしながら本塁へ向かう新庄剛志。右は島野育夫コーチ=1992年9月16日

 92年、低迷を続けていた阪神に2人の新星が現われた。亀山努と新庄剛志の「亀新コンビ」。前年まで無名だった亀山・新庄という2人の若手が、いきなり活躍しチームの優勝争いに貢献。ヘッドスライディングを連発するなど果敢なプレーで魅せた亀山。新庄は9月16日の広島戦で0-0の八回、2死満塁のピンチに右中間を破りそうな当たりをダイビングキャッチでピンチを救った後、九回裏にサヨナラ本塁打を放ち勝負を決めるなど抜群のスター性を発揮した。

【ウメさん】平塚克洋

阪神-巨人6 7回裏阪神1死満塁、平塚は起死回生の逆転満塁弾を放つ=1996年5月10日、甲子園

 漫画「ど根性ガエル」に登場する寿司屋の「ウメさん」にそっくりということでついた愛称。96年にオリックスから金銭トレードで移籍。しぶとい打撃を武器に主軸を務め、97年には打率.293、17本塁打、30歳にしてオールスター初出場も果たした。

【代打の神様】八木裕、桧山進次郎

立ち台で喜びを表現する(左から)阪神・桧山進次郎と阪神・八木裕=03年8月3日

 “元祖”は1997年に打率・405を残した八木裕。勝負強さが際立っており、02年7月30日の横浜戦では、代打逆転満塁ホームランを放つなど「代打の神様」として虎ファンから“崇拝”された。“2代目”桧山進次郎は代打通算158安打、14本塁打、11打点。08年には球団記録となるシーズン23安打を放った。現役最後の打席となった2013年10月13日のCS広島戦では代打で本塁打を放ち有終の美を飾った。以降、関本賢太郎、狩野恵輔、原口文仁と系譜は受け継がれていく。実は八木以前にも“神様”は存在し、「史上最強の1番打者」と称された真弓明信が89年に3打席連続本塁打、94年にセ・リーグ記録のシーズン30打点と、代打としても見事な成績を残している。

【F1セブン】ノムさん命名、赤星ら俊足7選手

2001年2月11日デイリースポーツ紙面

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング