「アニキ」「JFK」…虎党興奮!阪神選手の異名まとめ
「アニキ」「JFK」「物干し竿」…虎党を魅了してきた虎戦士たちの異名を一挙にまとめてみました。
公開日:2019.5.9
59年阪神入団。新人ながら最優秀防御率と沢村賞を獲得した。巨人戦、とくに長嶋茂雄との対戦では目の色を変えた。巨人戦通算39勝は今もチーム歴代トップ。全身を使った躍動感ある投球フォームは52年ヘルシンキ五輪マラソンで優勝したチェコ代表、エミール・ザトペックの走法に似ていたことから「ザトペック投法」と言われた。背番号11は永久欠番。222勝147敗、防御率2.09。
【仏のゴローちゃん】遠井吾郎
58年に阪神入団。77年に引退するまで虎一筋20年。誰もがその穏やかな性格を愛し、人懐っこい笑顔に魅了された。体重約100キロの巨漢一塁手。4番にも座った64年はチームの優勝に大きく貢献。66年には巨人・長嶋と首位打者争いを展開。最後は2位に終わったが、そのミスターからも「ゴローちゃん」と親しまれた。70年の球宴ではランニング本塁打を記録する「意外性」もあった。口数は少なかったが、控え選手や若手に自ら積極的に声を掛け、アドバイスを送る良き先輩だった。通算打率2割7分2厘、137本塁打。無類の酒豪としても知られた。
【ミスタータイガース】藤村富美男、村山実、田淵幸一、掛布雅之
ミスタータイガース - デイリースポーツonline
本来は球団創設時から在籍して1940年代後半に不動の4番打者となった藤村富美男の呼称であった。諸説あるが、62年に優勝に貢献してMVPを獲得した村山実、75年に本塁打王となった田淵幸一、85年優勝時の4番打者・掛布雅之の4人が「ミスタータイガース」として広く認められているようだ。