背番号「1」で心機一転…日本ハム・斎藤佑樹、もがき続けたプロ7年目
近年は目立った結果を残せずにいる日本ハム・斎藤佑樹投手。プロ7年目となった2017年シーズンは背番号を「1」に変更して心機一転、復活へ向けて苦しみ、もがき続けました。
公開日:2017.10.12
「(1勝目は)シーズン前半でしたし、後半にできる1勝はなんとなくできる勝利ではない。今年やってきてできるかの証明。もっともっと勝てればいい」
日本ハム・斎藤佑、2勝目に向け27日先発 「最後のチャンスもらえてよかった」

「オリックス-日本ハム」(27日、京セラドーム大阪)
日本ハム 斎藤佑は6回5安打2失点、2勝目ならずも来季へ光明差す
日本ハム・斎藤佑樹投手(29)が5月31日・DeNA戦以来の2勝目を目指し先発マウンドへ上がり、6回を5安打2失点。5奪三振と来季へとつながる投球をみせた。
立ち上がりから低めへの制球が安定。六回1死からロメロに右越えソロを浴びたが、小谷野を右飛。マレーロを中飛に抑えた。
日本ハム 斎藤佑は6回5安打2失点、2勝目ならずも来季へ光明差す
「丁寧に低めに集めることだけを意識して集中力を切らさないように投げました。ただ、点を取ってもらったあとのホームランはよくなかったですね。甘くはいってしまいました。真っすぐを間違わないようにと思って投げていたので、あの1球は失投でした」
日本ハム 斎藤佑は6回5安打2失点、2勝目ならずも来季へ光明差す

「オリックス2-3日本ハム」(27日、京セラドーム大阪)
日本ハム 斎藤佑の力投を栗山監督が称賛「次につながる」
日本ハム・栗山英樹監督(56)が背水の覚悟で臨み、結果を残した斎藤佑樹投手(29)の力投をたたえた。
「よかったね。覚悟をして投げていた感じだった。自分がやってきたことが正しかったことを証明して、自分のやりたいことができたと思う。次につながる」
日本ハム 斎藤佑の力投を栗山監督が称賛「次につながる」

2017年シーズンはわずか1勝に終わった日本ハム・斎藤佑樹。それでもラストチャンスとなった最終登板で結果を出すあたりは、やはり“持ってる”男なのでしょう。
ふがいない成績が続いていますが「このまま終わってほしくない」と願うファンも多いはず。
来季こそ意地を見せてくれ、佑!
