全力プレーで引っ張る智弁学園・坂下君に目を奪われた

 僕は奈良テレビで夏の奈良大会のダイジェスト番組「ドラマティックナイン」のMCを3年前からさせていただいているんですが、その奈良代表・智弁学園が坂下主将以下、驚異の粘りを見せてくれました。

 坂下君は5打席全出塁で、相手に食らいつく執念を示しました。六回、先頭打者で二塁打を放ち、塁上で「よっしゃー!」と叫んでチームを鼓舞。あの一打でビッグイニングに導きました。守備のジャンピングスローとか全力プレーでチームを引っ張るというのを体現していて、僕も思わず目を奪われました。

 最後までずっとベンチ前列で声を張り上げ、終了後の整列の時には泣き崩れてチームメートや小坂監督に支えられるほど。その姿にもらい泣きしそうになりました。それでも最後は1年生の前川君や西村君を励ましていて、本当に素晴らしい主将だと思いました。

 それにしても八戸学院光星は強い。中でも3番・近藤君は先制本塁打を含む5打数4安打4打点でした。彼は奈良県出身で、甲子園で故郷のチームと対戦したことになります。地元の高校ではなく青森で頑張ろうと挑戦して、晴れ舞台で活躍しなければというプレッシャーもあったと思います。見事に打ち勝つ活躍でしたね。

  ◇  ◇

 かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。

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