広島ドラ2・西野 指名御礼マルチ “打てる捕手”逆転勝利呼ぶ執念打も ソフト2位指名の有馬とプロで「対戦したい」

 「関西学生野球、関学大13-5近大」(23日、わかさスタジアム京都)

 広島からドラフト2位指名を受けた西野啓也捕手(22)=立命大=がマルチ安打を記録した。九回にはソフトバンクから2位指名を受けた有馬とバッテリーを組み、プロでの再会を誓った。また、新井監督の長男、新井亮規浩内野手(22)=関学大=は2安打を放ち、優勝に貢献した。22日のドラフト会議で指名を受けなかったが、今後については独立リーグ志望で将来的にNPBを目指していることを明かした。

 歓喜のドラフト会議から一夜明け、西野が執念の一打で逆転勝利を呼び込んだ。2点を追う九回2死一塁。左前打でチャンスを広げると、その後も打線がつながり、相手のミスにも乗じて逆転。リーグ戦の最終戦を白星で飾り「ローゲームだったので、最終的には勝てて良かったと思います」と胸をなで下ろした。

 前夜はたくさんの祝福メッセージが届き「うれしかった」とにっこり。気合が空回りしたのか、2打席目まで連続三振に倒れたが、八回に左前打。九回にも再びHマークをともし、「打てる捕手」の本領を発揮した。今春リーグ戦では打率・348で首位打者に輝き、大学日本代表に選出。七回の守備では飛び出した走者を刺そうとした三塁送球がそれ、失点に直結するプレーがあった。「ああいう場面での落ち着きがプロでは必要」と反省も忘れなかったが、イニング間の二塁送球では矢のような送球を披露し、強肩を見せつけた。

 1点のリードの九回はソフトバンクから2位指名を受けた有馬とバッテリーを組んだ。4年間、切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲で「最後だったので寂しい気持ちと、次のステージへ進むのでワクワクする気持ちもあった」。次の目標はプロの舞台での再会だ。「紅白戦とかでもあまり対戦したことがない。まずは対戦したい」と心待ちにした。

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