広島・平川「やってやるぞという気持ち」1軍合流 体調不良で抹消のドラ1「全て変えた」打撃に手応え

新井監督(左)と談笑する平川
打撃練習する平川(撮影・北村雅宏)
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 再出発じゃ!広島のドラフト1位・平川蓮外野手(22)=仙台大=が2日、1軍に合流した。この日の日本ハム戦(マツダ)は雨天中止となったため、3日に1軍登録される見通し。体調不良での登録抹消を経ての約半月ぶりとなる1軍に「やってやるぞという気持ち」と気合は十分だ。6連敗中で、交流戦単独最下位となったチームの起爆剤になってみせる。

 上体をのけぞらせながら力強いスイングを繰り返す。鋭いライナー性の打球は次々と防球ネットに突き刺さった。ロマンあふれる両打ちスラッガーが帰ってきた。練習を終えて報道陣に囲まれた平川は開口一番、「やってやるぞという気持ちです」と言った。ファームで一定の手応えをつかみ、上昇を期す。

 5月17日に体調不良で1軍登録を抹消され、体調回復後は1軍に合流するのではなく、2軍戦で打席を重ねてきた。復帰戦となった同23日のファーム・ソフトバンク戦(由宇)では1打席目で左翼へ本塁打。その後も安打を放ってアピールを継続し、新井監督は「ファームでもしっかり結果を出している。だから(1軍に)上げました」と説明した。

 現在の1軍での打率は・187で、登録抹消前はベンチスタートの試合が増えていた。ファームでは打撃を「全て変えた」と語る。主に左打席でのスイング時に上体を「少し残すことを意識した」。現状について、「調整という感じではなく、普通に野球がうまくなりたいと思ってやっていた。1軍と2軍は違うので分からないけど、自分としては良い状態かなと思う」と胸を張った。

 3日に1軍登録され、即スタメンの可能性もある中、自らの出身地である北海道が本拠地の日本ハムと相対する。「新庄さんは(自分と)同じセンターなので、プレーは分からない(見たことがない)ですけど、すごいなと思います。仮面をかぶっていたりしたので」。現役時代からド派手なパフォーマンスで沸かせていた敵将にも思いをはせながら、「全力でプレーしたい」と息巻いた。

 現在、チームは球団史上初となる交流戦開幕から6連敗中。借金も12まで膨らみ、厳しい状況が続いている。起爆剤としての役割も担いたい平川は「期待に負けないようにやりたいなと思います」と力を込めた。

 打撃向上に取り組んだ2軍での調整期間は「あっという間だった」という。短期間でもレベルアップを遂げたドラ1がどんな姿を見せてくれるのか-。台風一過の広島で、停滞するチームに新たな風を吹き込む。

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