広島 火曜日の男・床田で5月初連勝 6回3安打無失点で2勝目「6回はちょっと物足りない」

 「広島3-1DeNA」(19日、マツダスタジアム)

 広島の床田寛樹投手(31)が6回3安打無失点で2勝目を手にした。五、六回と2イニング連続で無死二塁のピンチを招いたが、粘り強さを発揮し後続を斬った。無失点の登板は今季初。DeNA戦での白星は昨年5月25日以来、8登板ぶりとなった。チームはカード初戦を制し、約3週間ぶりの連勝とした。

 ピンチでも堂々としていた。勝利の振り子が左右に振れる試合中盤の五、六回。床田が2イニング連続で無死二塁を切り抜けた。DeNAに流れを渡さない投球。球場を大きな拍手が包んだ。

 「今年の最初から、先頭を出したときに点を取られがちだった。勝負どころで、それなりにしっかり投げられた」

 2-0の五回、勝又に中越え二塁打を許した。続く成瀬には8球粘られるも遊ゴロ。2死三塁では代打・ビシエドに対し、内角膝元にカットボールを投げ切り、遊ゴロに打ち取った。

 上位打線と対峙(たいじ)した六回は、研ぎ澄ました集中力で踏ん張る。制球に苦しんだ場面があった序盤とは一転、勝負どころで制球力がさえた。先頭の蝦名に左中間へ二塁打を許し、一発が出れば同点となるピンチで度会、筒香、佐野を打ち取った。

 新井監督は「走者を出しても要所を締めて、試合をしっかりつくってくれた」とたたえた。6回3安打無失点での2勝目。無失点で投げ終えたのは今季初めて。DeNA戦での白星は昨年5月25日以来8登板ぶりだ。

 2月中旬、床田は滝田のスマートフォンを鳴らした。若鯉はキャンプ開始直後に左肘の痛みを訴え離脱。トミー・ジョン手術を受けた。

 「焦る気持ちは僕も経験したから分かる。手術を受けたことが良かったと思える時がきっと来る。今は我慢して頑張れよと伝えました。やっぱり、頑張ってほしいじゃないですか」

 自身も1年目の2017年7月に滝田と同じ手術を受け、実戦復帰まで1年を要した経験がある。当時を「プロで一番、苦しかった時期」と振り返る。同じ道を歩んだからこそ、もどかしさが痛いほどわかった。

 滝田は感謝の思いを言葉にした。「人生で初めての手術。めちゃくちゃ不安だった。でも、床田さんや昂也(高橋)さんが連絡をくれた。めちゃくちゃうれしかった」。同箇所の手術を受けた高橋からも背中を押された。2人からの励ましを力に変え、リハビリに励んでいる。

 95球での交代。先頭打者を打ち取ったり、四球をなくしたりできれば、球数を減らせる。床田は「火曜日は週の始まり。6回は、ちょっと物足りない。もうちょっと投げられたら」と前を向く。“火曜日の男”としてチームを支える決意だ。

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