広島・大瀬良 「しっかり結果を」22日ヤクルト戦で今季初先発 34歳が起爆剤に!右ふくらはぎ負傷で1カ月遅れの“開幕”
広島の大瀬良大地投手(34)が20日、マツダでの投手指名練習に参加し、今季初先発が予定されている22日のヤクルト戦(マツダ)でチームに勝利を呼び込むと意気込んだ。3月上旬に右ふくらはぎの負傷で離脱し、開幕ローテーション入りを逃した投手最年長右腕。白星をもたらし、チームの上昇ムードにも火を付ける。
夏日を思わせる強い日差しが照りつけるマツダで、大瀬良がハツラツと動いた。キャッチボールを終えると、ブルペンへ移動。登板前最後の投球練習で36球を投げた。自身の“開幕戦”は22日のヤクルト戦。準備は整った。
「チャンスをもらったので、しっかり結果を残せるように頑張りたい」。静かな口調の中にも、闘志をにじませた。
3月5日の練習中に右ふくらはぎを痛め「右の下腿(かたい)の筋損傷」と診断された。開幕ローテ争い真っただ中での離脱に「悔しさなどは、いろいろあった」。3月26日のファーム・ソフトバンク戦で実戦復帰。4月10日の同・阪神戦は6回2/3を6安打1失点にまとめ、着実にステップを踏んできた。
15日の中日戦で好投した栗林が、積極的休養のため16日に出場選手登録を抹消されたことで、22日の先発が託された。
2017年以降、毎年開幕ローテを担ってきた。シーズン開幕から約1カ月遅れての自身の開幕について、「ここから巻き返していきたい。1試合1試合を投げて、また信頼してもらえるような選手になりたい」と力を込めた。
次回登板がプロ通算300試合目。節目の通算100勝まで、あと6勝に迫っているものの、個人的な記録への執着はない。見据えるのは、チームの勝利のみだ。
若鯉が多いチームにおいて、精神的にも頼れる投手最年長右腕の復帰は、数字以上に好影響がある。「そうなればいいなとは思う」と話した上で、「一番は、しっかり結果を残すこと。それが一番、説得力がある」と、まずは自身の投球に集中することを強調した。言葉ではなく、右腕から放つ一球一球でチームを鼓舞する構えだ。
チームは6勝11敗で借金5。5位に沈む苦しいスタートとなった。その一方で、ヤクルトは開幕から好調を維持して首位に位置する。
「非常に勢いがあって強いなと感じる。ただ、勝っていかないといけないので、一人一人が力を合わせてやっていきたい」
本拠地のマウンドで躍動する背番号14の姿が、巻き返しを狙うチームにとって大きな起爆剤となる。
