広島・床田「強さで言えば、ぼちぼちかな」開幕投手へ直球にこだわり3回2失点
「オープン戦、ソフトバンク4-3広島」(20日、みずほペイペイドーム)
開幕投手が決定している広島先発・床田寛樹は3回3安打2失点だった。
最後の1球は、この日の課題にしていた直球だ。2点を失って迎えた三回2死三塁。床田は、山川を速球で遊ゴロに打ち取る。外角高めの球。本来のスイングをさせなかった球筋には、力強さがあった。
「強い真っすぐを投げるというのが、テーマだった。スピードもそれなりに出ていたし、空振りも取れた。強さで言えば、ぼちぼちかな」
最速は148キロを計測。腕を振るたびに、球速は上昇曲線を描いた。変化球頼みにならない投球を目指し、キャンプから直球にこだわり練習してきた。だからこそ、オープン戦最後の登板でもこだわった。
三回2死一、三塁で、柳田に右中間へ2点適時二塁打を浴びた。2-1からはじき返されたのは直球だったが「シーズン中だったら、たぶん投げないと思う」。オープン戦だからこその球種選択。本番では、試合展開など複合的に判断し最善の1球を選んでいく。
開幕前最後の登板を、3回3安打3奪三振2失点で終えた。新井監督は「まずまず良かったんじゃないの。あとは開幕へ向けて調整してもらえば」と期待を寄せた。
10年目で務める初の大役だ。床田は「チームで最初に投げさせてもらえるので、しっかりと良い投球をしたい」と顔を上げた。27日の中日戦で上がる本拠地のマウンド。磨いてきた直球を全力で投げ込み、開幕戦白星を呼び込む。





