広島・ファビアン「シーズンが始まればメンタルも全て変わる」 オープン戦打率・077も「そんなことはよくあった」
広島のサンドロ・ファビアン外野手(28)が16日、“シーズン仕様”への切り替えを強調した。オープン戦8試合で26打数2安打、打率・077と低迷するものの「シーズンが始まれば全て変わる」ときっぱりだ。新井監督からレギュラーとして期待されている一人。残り5試合で最終調整に入る。
数字の上では、極度の不振にあえいでいる。オープン戦は打率・077。それでもファビアンは、さらりと言った。「今は結果が出ていないが、シーズンが始まればメンタルも全て変わる。自信を持っている」。その表情に、焦りの色は一切ない。
言葉を裏付ける、豊富な経験がある。「米国にいた時も、そんなことはよくあった。本当は結果を出したいけど、なぜか分からないが(結果が)出ないんだ」と首をひねる。来日1年目の昨年オープン戦も打率・163で終えていた。
もどかしさを抱えつつも自分を見失わず、貫ける精神的な強さが真骨頂だ。昨年はシーズンを迎えれば、きっちり結果を出した。今年は春季キャンプから新井監督にレギュラーを確約された。
練習では福地1軍打撃チーフコーチからの指導に耳を傾ける。体の使い方や下半身のバランスについてなど、助言を受けた。「もっとうまく(体を)使えたら、もっと良い打球が飛ぶと言われたんだ。良いアドバイスをもらったよ。ありがたい」。向上心を持ち続ける姿勢にも頼もしさを感じる。
今季も打線の中心には、ファビアンがいる。「守備でも打撃でも毎試合、毎打席で自分のベストを尽くしたい。そういう気持ちでプレーする」。オープン戦残り5試合で最終調整を終え、球春の訪れとともに、バットでチームをけん引する。





