広島ドラ1・平川 「野球脳の高さ」見せた第4打席と2安打を新井監督絶賛 OP戦15安打12球団トップに

 「オープン戦、広島1-7阪神」(14日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト1位・平川蓮外野手(21)=仙台大=が14日、“マツダ初安打”を含む2安打をマークし、オープン戦の安打数で12球団トップに躍り出た。三回に右打席で高橋から左前打を放つと、六回は左打席に立ち、湯浅にバットを折られながらも中前へ。新井貴浩監督(49)は打席内での対応力を評価し「野球脳の高さを感じる」と目を細めた。

 本拠地で記念すべき一打を刻んだ。強烈な打球が三遊間を破ると、マツダスタジアムのボルテージが一段階上がる。平川が、待望の“マツダ初安打”を含む2安打をマーク。完敗の中でも存在感を放ったルーキーは「シーズンが始まっても形にとらわれず、いろんなことを試してやっていければ」とプロへの対応に自信をのぞかせた。

 修正力が光った。右打席に立った初回無死一、二塁は、左腕・高橋に空振り三振を喫し「思っている以上に真っすぐの質が良かった」と即座に分析。迎えた三回2死一塁の第2打席では「普段(右打席)は回る意識なんですけど、左(打席)と同じ意識でボールをつぶしにいくように」と意識を切り替え、初球の148キロを真芯で捉えて左前へ運んだ。

 六回の第3打席は左打席で湯浅から中前打を放つと、八回の第4打席は新外国人・モレッタと対峙(たいじ)。「思ったより球がきていない」と判断すると、迷わず打席内での位置を投手側へ変更した。結果は遊直に倒れ「きょうだけのお試しです」と涼しい顔で振り返ったが、素早い判断はルーキー離れしている。

 新井監督は結果に加え、打席内での取り組みを高評価。第4打席の工夫について「サイン交換が終わったタイミングで(打席の位置を)前にしている。いろいろ考えながら野球をやってるよね。できそうでできない細かいところ。そういうところも対応力の一つ。野球脳の高さを感じます」と1年目らしからぬ落ち着きぶりに目を細めた。

 対応力の高さは数字が物語っている。オープン戦は出場11試合中9試合で安打を放ち、打率は・349まで上昇。15安打はロッテ・藤原を抜いて12球団トップに躍り出た。初対戦の投手が続く難しい環境下でも「後ろに泰さん(佐々木)がいるんで、自分は思いっきりやるだけ」と、迷いなくバットを振り抜けるのも魅力の一つだ。

 オープン戦は残り6試合。このままいけば開幕スタメンの座を射止める可能性は高い。「シーズンで苦手なコースを突かれて打てないというのは通用しない。今のうちに練習しておけばいいかなと思います」と平川。勢いが止まらない黄金ルーキーが、鯉の未来を明るく照らす。

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