広島・小園 井端チルドレンとしてWBC「優勝。少しでも貢献したい」カープでも「とにかく勝ちたい」

 広島・小園海斗内野手(25)がデイリースポーツの新春インタビューに応じ、3月に行われるWBCでの大会連覇を誓った。24年のプレミア12では、ベストナインを獲得するなど“井端チルドレン”として3年連続で日の丸を背負っている若鯉。井端ジャパンの集大成となる大舞台で大暴れし、日本を頂点へと導く。

  ◇  ◇

 -明けましておめでとうございます。

 「おめでとうございます!今年もよろしくお願いします」

 -正月はどんなふうに過ごした?

 「特に決まってやることはないので、大みそかと元日はゆっくりして、あとは体を動かしてという感じでした」

 -まずは3月に開催されるWBCについて。夢の舞台が近づいている現在の心境は。

 「正直、まだ分かりません(笑)メンバーに選出されれば、全力で戦いたいです」

 -過去の大会は見ていたのか。

 「テレビでずっと見ていましたね。内川さんが韓国戦でレフト線の打球をスライディングキャッチして、二塁でアウトにしたプレー(※1)とか覚えていますね。あと、マクドナルドでたくさんクリアファイルをもらっていたなという記憶があります(笑)」

 -23年10月に井端監督が就任して以降は毎年、日の丸を背負っている。

 「この3年間でいろんな経験をさせていただいた。でも、最後の最後で選ばれない可能性もある。そこは信じていますという感じです」

 -井端チルドレンとも呼ばれている。

 「井端監督は口数が多いタイプではないですけど、相談すると丁寧に聞いてくださる。自分がプレーしやすい環境をつくってくださるのはとても感謝しています」

 -信頼関係も築けている。

 「そうですね。打順や守備でどこに入っても頼むねという感じで言ってもらっている。そこは自分の腕の見せどころかなと思います」

 -普段、メジャーは見るのか。

 「大谷さんの試合ぐらいですね。もう、すげ~という感じで一ファンとして見ています」

 -米国代表を中心にスター選手たちが参加を続々と表明している。

 「知っている選手がどんどん選ばれている。テレビで見ている選手と対戦できるのは本当にうれしいし、楽しみです」

 -メンバー入りすれば大谷選手と同じチームで戦うことになる。

 「こちらからは話しかけられないでしょうね(笑)」

 -聞きたいことは。

 「話していただけるだけでありがたいです。(打撃の)タイプが違うので、技術的なところじゃなく、メジャーの投手はどうですかというのは聞きたいですね」

 -WBC連覇に期待がかかる。

 「目標はもちろん優勝です。そこに少しでも貢献したい。その思いしかないです」

 -もちろんカープでも優勝を狙う。

 「僕は入団してから優勝を経験していないので、『優勝します』というのは簡単に言っていい言葉じゃないと思っています。だから、まずはとにかく勝ちたいです、このチームで。勝ちを積み重ねていきたい。その先に優勝が見えてくると思うので。1試合1試合に懸けていきたい。満員のマツダスタジアムで戦えるように頑張ります」

 ※1 2009年の第2回大会決勝・韓国戦。1-1の五回1死で相手打者が放った左翼線へのライナー性の打球を逆シングルでスライディングキャッチ。すぐさま返球し、二塁を狙った打者をタッチアウトにした。

 ◇小園 海斗(こぞの・かいと)2000年6月7日生まれ、25歳。兵庫県出身。178センチ、91キロ。右投げ左打ち。内野手。報徳学園から18年度ドラフト1位で広島入団。プロ1年目の19年6月20日・ロッテ戦で初出場初先発。25年は首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得。

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