広島・島内 ウエートトレーニング増で球速上げる!「153~154キロを投げられる試合を増やしたい」
広島・島内颯太郎投手(29)が28日、来季に向けて平均球速を向上させていく考えを明かした。今年のアベレージは151~152キロ。「153~154キロを投げられる試合を増やしたい。試合数が多くなるポジションだからこそ、1試合でも多く高出力のボールを投げられたら」と今季以上の上積みを図る。
そのための土台作りは重ねてきた。11月から、チームのメニューとして組まれたウエートトレーニングを消化。「(セット数は)多くて5セットだったけど、今年は8セット。一つの種目に関しての時間が長く、例年にないぐらいキツいメニューだった」とハードに自らを追い込んできた。
筋肥大を目指して高重量のトレーニングに励んできた右腕。現在は筋力アップに移行している段階だという。今季はチーム最多60試合に登板。4勝2敗1セーブ、29ホールドで防御率1・40とブルペン陣を支えた。「一段と去年より体が大きくなるかなと。それによってパワーも付いてくると思う。どんな感じで2月を迎えられるか、自分でも楽しみ」。パワフルさを身に付けて、進化した姿で来季に挑む。





