広島・ハーン 再契約「最高のファンの前でプレーできる事はエキサイティング」頼れる剛腕が来季もブルペン支える

 広島は17日、保留選手名簿を外れ、自由契約選手となっていたテイラー・ハーン投手(31)と再契約を結んだことを発表した。再契約金は50万ドル(約7700万円)で年俸は75万ドル(約1億1600万円)プラス出来高払い。来日2年で90登板、防御率2・51をマークしている左腕が、来季もブルペン陣を支える。

 頼れる剛腕が来季も赤いユニホームを身にまとう。カープとの再契約が決定したハーンは球団を通じ、「再びチームの一員として戻り、最高のファンの前でプレーできる事にとてもエキサイティングな気持ちです。2026年、チームの優勝に貢献できるように自分のベストを尽くします。応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

 来日2年目の今季は55試合に登板。1勝2敗、21ホールド、8セーブ、防御率3・35をマークし、シーズンを通してブルペン陣を支えた。安定感を欠く試合もあったが、好調時は最速160キロに迫る直球を軸に相手打者を圧倒。鈴木球団本部長は、「あれだけの球を投げるからね」と能力を高く評価している。

 チームの投手事情に目を向けると今季、ブルペン陣を支えた栗林、岡本、辻が来季から先発に転向。リリーフ陣の頭数に不安が残る中で、来日2年で90試合に登板している実績十分の助っ人の残留が決まったことは、チームにとっても大きいといえる。

 今オフは先発候補の新外国人として、フレディ・ターノック投手(27)=前マーリンズ=を獲得。ファビアン、モンテロのドミニカンコンビとも契約を更新し、支配下登録選手は67人となった。球団は今後も新外国人の調査を継続。その上で同本部長は「このまま入ると思う」と、現在のメンバーで来季開幕を迎えることを示唆した。8年ぶりのV奪還をチーム一丸となってつかみ取る。

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