広島・二俣 再挑戦の捕手に手応え 2度の盗塁阻止!肩で味方投手救った 新井監督「止める、投げるは及第点」
「広島紅白戦、紅組6-5白組」(12日、天福球場)
9月末から捕手に再挑戦している広島・二俣翔一内野手(23)が12日、紅白戦で守備をアピールした。白組の「5番・捕手」でフル出場して2度、盗塁を阻止するなど安定した送球を披露。新井監督は及第点の評価を与えた。内外野を守れるユーティリティープレーヤーとして今季は54試合に出場。さらなる出場機会を求めて、レベルアップを図っていく。
訪れた見せ場でピンチの芽を摘み取った。正確かつ素早い送球は、積み重ねた努力の証し。二俣が「肩」で味方投手を救った。「自分的にも、やってきたことができた。成長にもつながると思う」と納得の表情だ。
まずは二回。無死一塁で坂倉の二盗を楽々アウトにしてみせた。三回無死一塁も林が空振り三振に倒れると、すかさず二塁へ送球。スタートを切っていた一走・佐藤啓を一、二塁間で挟んで進塁を阻んだ。
捕手で入団し、1年目の21年には2軍戦に捕手で16試合に出場。22年から内野にコンバートされたが、9月末に新井監督から捕手再挑戦を提案されて快諾した。10月のみやざきフェニックス・リーグからマスクをかぶり、4年のブランクを埋めようと試行錯誤を続けている。
内野手とは異なり、捕手は瞬時に送球する必要がある。打席に打者もいるため、ステップ幅を従来より狭めてストライク送球する練習に精を出してきた。石原バッテリーコーチからは送球時の一連の動作として、右足の動きを助言され「跳ぶというより、歩くイメージ。意識してやっています」と反復している。
新井監督は「止める、投げるは及第点。研究熱心だし、性格的にも捕手に向いている」と背中を押した。三回1死一塁では右前打を放ち、攻守で目立った二俣は「基礎練習をやって、実戦で落ち着いてプレーできるようになっていけたら」と意欲十分。今季以上の出場機会を目指して、扇の要としての力量を高める。





