広島・石井投手コーチ「気持ちは赤く燃えている」 投手のゆとり運用示唆「勝負は9、10月。そこで失速しないよう」

 広島の投手コーチに就任した石井弘寿氏(48)が3日、マツダスタジアムで記者会見を行い、「気持ちは赤く燃えている」と抱負を語った。チームは今季、32年ぶりに2桁勝利の投手がいないという異常事態。投手陣の再建へ、2年連続シーズン後半に失速している現状を踏まえ、9、10月を見越した投手運用を行っていくと示唆した。

 カープカラーのネクタイを締めて会見場に登場した。石井氏は報道陣の多さに一瞬、驚きの表情を浮かべると、ゆっくり席に着き「カープのチームカラーのように、気持ちは赤く燃えている。優勝に向かって強いチームになっていけるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 チームは今季、32年ぶりに2桁勝利に到達した投手がいないという異常事態で、チーム防御率はリーグ5位の3・20。特に9月は2年連続でチーム防御率4点台と、勝負どころで投手陣が踏ん張り切れないシーズンが続いている。

 石井氏は今季までヤクルトの1軍投手コーチを9年間務めた。投手陣の立て直しへ手腕が期待される中、シーズン終盤戦を見越したブルペン運用を進めていく。球数や連投数を制限し、勝ち試合でも勝ちパターン以外の投手起用を示唆。「勝負は9、10月。そこで失速しないように、最後まで元気な状態で使ってあげたい」と力説した。

 先発陣については大瀬良、床田、森下の3本柱に加え、自身と同じ左腕の森、玉村、高らの名前を挙げ「実績のある中堅、ベテランと若い選手がかみ合っていれば強い先発陣ができる」と再建に自信をにじませた。

 5日から宮崎県日南市で行われている秋季キャンプに合流する予定。「コミュニケーションを取って、選手をしっかりと見ていきたい」と力を込めた。愛称は「ゴリ」。赤く燃える情熱で、再び常勝カープの投手陣をよみがえらせる。

 ◇石井 弘寿(いしい・ひろとし)1977年9月14日生まれ、48歳。千葉県出身。現役時代は左投げ左打ちの投手。東京学館から95年度ドラフト4位でヤクルト入団。01年にリーグ優勝と日本一に貢献。11年現役引退後は投手コーチなどを歴任。最優秀中継ぎ投手1回(02年)。通算成績は339試合で27勝15敗55セーブ、防御率2.66。04年アテネ五輪日本代表。

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