広島・遠藤 シート登板7人と対戦2Kに手応え「良い感覚」 直球生きる外角低め制球力向上誓う

 「広島秋季練習」(22日、マツダスタジアム)

 広島の遠藤淳志投手(26)が22日、外角低めへの制球力向上を誓った。マツダスタジアムで行われている秋季練習でシート打撃に登板。外角低めの直球で羽月から空振り三振を奪うなど、力のある投球を披露した。来季、高卒9年目の右腕が先発、中継ぎの両にらみで調整を進め、熾烈(しれつ)な争いへと加わっていく。

 秋風が吹き抜けるマウンドで遠藤が大きく振りかぶる。羽月を2球で追い込み、3球目。最後は外角低めに直球を投げ込み、バットに空を切らせた。打者7人と対戦し、2安打2奪三振で最速は146キロを計測。「良い感覚で投げられている」と手応えを示した。

 今秋、投手陣で取り組んでいるのが投手にとって〝原点〟とも言われる外角低めへの制球力向上だ。今季のチーム防御率はリーグ5位の3・20。コーチ陣と改善に向けて相談を重ねる中で、「他球団を見ていたらアウトローに投げ込める確率が高いという話があった。自分たちはそこに投げ切れていないから、打たれている場面もあった」との意見が出され、チーム全体で基本を見つめ直す姿勢が強まっている。

 遠藤自身にもその課題には心当たりがあった。「今年に関しては高めに強い球を投げられていた。でも低めにも投げ切れないと、高めに〝目付け〟されて打たれていた」。武器である伸びのある直球を最大限に引き出すためにも、低めへの制球力は不可欠。自身の強みを生かすための土台作りに着手している。

 今季は1軍で2年ぶりの白星をマークするも、7試合の登板に終わった。9年目となる来季へ向け、先発と中継ぎを視野に調整を続ける予定だ。「まずは真っすぐを投げ切れるようにしたい」と遠藤。〝原点力〟を磨き上げ、激しい争いに挑んでいく。

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