広島・新井監督「苦しく制限をかけることを練習からからすることで技術の向上を」「同じことを繰り返しているようでは技術不足」
「広島秋季練習」(10日、マツダスタジアム)
実りの秋へ!広島は10日、マツダスタジアムで秋季練習をスタートさせ、18人の選手が約5時間にわたって汗を流した。新井貴浩監督(48)はコーチ陣と選手たちに「量と質」を求めていく方針を示した。練習の質向上への取り組みの一環として、より試合を想定した打撃を徹底していく。今季5位からの巻き返しに向けて、着実にレベルアップしていく。新井監督の主な一問一答は以下の通り。
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-状況を想定した打撃の徹底は戦術の幅を広げたいということか。
「ただ良いスイングができた、気持ちの良いスイングができたではなしに、苦しく制限をかけることを練習からすることで技術の向上を狙うということかな。戦術はあまり関係ないかな」
-その重要性を感じる選手も多い。全体への方針でやっていく中で、できていない選手にはどう伝えていくのか。
「同じ空振りにしても同じことを繰り返しているようでは、それは技術不足だから。同じ内容を繰り返しているようなら、来年はチャンスないよ、少なくなるよと言ってある。だからこういう練習をすることによって、そういうところも伸ばしていこうと。それは自分の引き出しも増やすことにもなると思うし。ケース打撃だけではなしに」
-気づきを与えるアプローチの一歩目となる。
「制限かけてやることで、こうしていかないといけないんだというのは自分でつかむしかないから。こういうふうになるために、こうしてああしては自分で最後見つけないといけない」





