広島・宇草が号泣「申し訳ない」 19年度ドラ2、自身の応援歌1軍で流せず戦力外「せっかく作っていただいたのに」

 広島は1日、宇草孔基外野手(28)、上本崇司内野手(35)、中村健人外野手(28)、松山竜平外野手(40)、田中広輔内野手(36)、河野佳投手(24)、赤塚健利投手(24)、育成の小林樹斗投手(22)に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 励まし合った日々を思い出し、目を潤ませた。6年目の宇草は「カープに取っていただいて、結果を出せずに申し訳ないなという気持ちを伝えました」と受け止めた。

 打力と俊足を期待されて、19年度ドラフト2位でプロ入り。21年には自己最多4本塁打を放ち、能力の片りんを示した。しかし、今季はここまで一度も1軍出場機会が訪れなかった。

 森下、石原と同期入団で、森や鈴木と同学年。「同級生はすごく仲も良くて、毎回食事して話をしたり、みんなで試合に出て盛り上げていこうと話していたので…」。互いに支え合った日々がよみがえると、何度も声を詰まらせた。

 今年は自身の応援歌も作成してもらった。しかし、その期待に応えられず「本当にうれしかったんですけど、1軍の舞台に立てず、せっかく作っていただいたのに」と涙ながらに感謝した。

 今後は現役続行を希望する。「自分の中で勝負したい気持ちもある。全体を見て、しっかりと考えていきたいと思います」と、次なるステージへの挑戦に視線を向けた。

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