広島がビジター全日程終了 新井監督「温かい声援を最後までいただいて感謝」 2戦連続出場なし小園には「話はしている」
「ヤクルト3-1広島」(27日、神宮球場)
広島が敗戦。今季のビジター全日程が終了し、22勝47敗2分けで大きく負け越した。
新井貴浩監督などナインは、この日もスタンドを埋めたファンにあいさつし、感謝した。指揮官は「来年は喜ばせたいと思います」と語った。以下、新井監督の主な一問一答。
-先発・森は一発に泣いた。
「うん。やっぱりホームランになるということはね、村上と山田ね。一流の打者だけど、ホームランになるところに投げているということ。それは本人も分かっていると思うし。まあ今シーズン、良い経験になったと思うので、これを来年に生かしてもらいたいと思う」
-スタメンは内田を遊撃で起用。ウエスタンでも遊撃は守ったことがないが…。
「いやいや、守っているよ。フェニックス(リーグ)では守っていると聞いている。元々はサードがメインだけど、ショート、セカンドを守っていないわけではないし、昨日ああやって途中からでも2本打ったので、どこかで出してあげたいなと思ってショートで使った。でもね、守備も打球も難しいのをさばいたし、併殺も良い併殺だったし。ショートもいけるんじゃないかなという、動きを見せてくれたと思います」
-小園の出場は2戦連続でなし。タイトルの兼ね合いで?
「もちろん。彼とはそこら辺はコミュニケーションを取って話はしているので。やっぱり首位打者だし、二兎(にと)追って二兎逃す、これは絶対にやってはいけないので、それは日々対象相手の残り試合や成績も全てチェックしているので、それはこちらが取らせると決めているので」
-ビジター最終戦。今日もこれだけのファンが入った。
「そうやね。神宮球場にもたくさんファンが来てくれて、あまりビジターのファンの方に良い試合を見せてあげられなくて、そこは申し訳なく思っている。ただね今日もこんなに応援してくれて、温かい声援を最後までいただいて、感謝していますし、来年は喜ばせたいと思います」





