「広島－ＤｅＮＡ」（１５日、マツダスタジアム）

　広島県福山市在住のタレントで子育てインフルエンサーの木下ゆーき（３６）が始球式に登場した。

　背番号「８８」（パパ）のユニホームを身にまとってマウンドへ。山なりのボールを坂倉が捕球すると、大きな拍手が送られた。

　初の大役を振り返り、「めちゃくちゃ緊張しました。マウンドに上がると、ガラッと空気感が変わった。ぴりついた雰囲気を感じました」と話した。

　投球前にはブルペンで同じ事務所に所属している新井貴浩監督（４７）とキャッチボール。「『ノーバウンドでいけ』と。『ワンバウンドは許さない』と言われていた。坂倉選手の手が長くてギリギリノーバウンドで届いてよかったです」と笑顔で振り返った。

　木下は笑いを交えた「おむつ替え動画」「子育て物まね」など子育て情報を発信。ＳＮＳの総フォロワー数は２００万人超を誇る。４月に発売した絵本「はぶらしロケット」が重版を繰り返し、７月１７日に２冊目の絵本「おこさまレストラン」を発売する。