広島が鬼門・バンテリンで3年ぶりのカード勝ち越し 先発のドラ2・佐藤柳が6回無失点でプロ初登板初勝利 来日初4番のファビアンが躍動
「中日1-2広島」(29日、バンテリンドーム)
広島が接戦を制し、リーグ戦再開後のカードを2勝1敗で勝ち越した。バンテリンでのカード勝ち越しは22年9月6日からの3連戦以来、3年ぶり。
プロ初登板初先発のドラフト2位・佐藤柳(富士大)が、これ以上ないデビューを飾った。6回2安打無失点の好投でプロ初勝利をマーク。中日打線に対し、ノビのある直球を軸にテンポよくアウトを重ねた。
打線を牽引したのは来日初の4番に座ったファビアンだ。0-0で迎えた四回1死。松葉の内角カットボールを完璧に捉え、先制の10号ソロを左翼席へ。1点リードの六回にも2死三塁から左前適時打を放ち、4番起用に応えてみせた。




