広島快勝!森下が2失点完投で5勝目 打線が伊藤を攻略 大盛が覚醒の予感漂う2号ソロ

 「日本ハム2-6広島」(13日、エスコンフィールド)

 広島が相手先発・伊藤撃ちで勝利した。先発・森下は133球を投げ、2失点完投で自身2連勝となる5勝目。2戦連続スタメン起用された大盛が覚醒の予感漂う2号ソロを放った。

 打線は四回に坂倉の適時三塁打と末包の適時内野安打で2点を先制。五回には大盛、田中の1、2番コンビで好機を演出すると、ファビアンの左犠飛で追加点を奪った。さらに3-1の七回には2死から大盛が左中間への2号ソロ。さらにモンテロにも右中間への2点適時二塁打が生まれて、伊藤から6得点を挙げた。

 代走や守備固めでの起用が主だった大盛は8日・西武戦で今季1号ソロ。11日・ロッテ戦では延長十二回に適時打を放ち、新井監督は「大盛の成長が素晴らしい」と絶賛した。翌12日の同戦では今季初めてスタメン起用され、一時同点2点適時打を放つなど3打点の活躍を見せた。この日もしっかり結果を残して起用に応えた。

 先発・森下は同い年の伊藤と2年連続の投げ合い。昨年は投げ勝っていた中、この日は序盤から粘りの投球を披露。二回は1死一、三塁のピンチで山縣を投ゴロ併殺打に仕留め、フィールディングの良さも見せた。援護を受けてからは徐々に流れに乗っていき、初登板のエスコンフィールドで好投を演じた。

 これで広島は交流戦6勝4敗。2年前の3連戦で3連勝した敵地で好スタートを切った。

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