広島・新井監督「明日はいい試合をお見せできるように」ロッテ・サモンズに七回までノーノー「絞りづらかったかな」一問一答
「ロッテ6-1広島」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
広島は完敗で、連勝は3で止まった。相手先発・サモンズに七回まで無安打投球を許し、今季ワーストの1安打でゲームセット。23年以来の交流戦4連勝を逃した。
無安打で迎えた八回、今季初スタメンの先頭・上本が左中間へ二塁打。チーム初安打を起点に、中村奨の二ゴロの間に1点を返した。昨年6月7日の同戦では大瀬良大地がマツダスタジアムでノーヒットノーラン。1年後にあわや“ノーノー返し”を食らうところだったが、何とか阻止した。 先発・玉村は六回途中4失点で5敗目。これで広島の交流戦は4勝3敗となった。試合後の新井貴浩監督(48)の一問一答は以下の通り。
-サモンズに苦戦した理由は。
「甘い球もけっこうあったように見えたんだけどね。適度に荒れて、絞りづらかったのかな」
フライアウトが多かった。
「フライが多いということは、ちょっとグッと押されている感じだったのかな。真っすぐが思った以上にグッと、球威があったのかなという感じ」
-切り替えて。
「そうやね。しっかり明日に向けて、また準備したいです。でも雨が降っていて平日なのに、たくさんカープファンのみなさんが応援に来てくれていて、申し訳なかったな。明日は、いい試合をお見せできるように頑張りたいと思います」
-2番手・塹江が2失点。
「ちょっと最近の数試合、点を取られるというか。真っすぐでファウルが取れなくなってきている」
-上本が今季初スタメンでチーム唯一の安打。
「今シーズン初めてで、いいヒットだったと思います」
上本の打撃の状態も踏まえての先発起用か。
「そうやね、今日は明らかに右打者の方が組みやすいということだったので。マリンは風もあって外野の守備も難しいので。崇司(上本)は守備もうまいし、ナイスプレーでしたね。あと、足も絡めてというところも」