広島・小園 プロ初逆転満塁弾の裏で実は「一昨日におじいちゃんを亡くしてしまって」と明かす 新井監督も称賛
「広島5-1巨人」(15日、マツダスタジアム)
広島が鮮やかな逆転勝ちで、巨人に同一カード3連勝。これでマツダスタジアムの巨人戦は今季6戦6勝となった。
勝利の立役者は小園だった。1点を追う六回1死満塁で、山崎から逆転の満塁弾。滞空時間の長い放物線を描きながら打球が右翼スタンドに着弾すると、右手を突き上げて喜びを表現した。
新井監督も両手を突き上げた一撃。小園にとってはプロ入り初の満塁弾で、マツダスタジアムでは23年10月1日・阪神戦以来592日ぶりの一発となった。
一時期の不振を乗り越え、状態も上がってきた小園は「本当に辛い時期もあったんですけど、今日打てて良かったです!」と安どの様子。「一昨日におじいちゃんを亡くしてしまって。今日のお通夜も行けなかったんですけど、今日はパワーをもらったなと思います!」と、思いを明かした。
新井監督は「非常にエキサイティングなホームランだったと思います。(ガッツポーズは)してました?ちょっと覚えていません。それくらい素晴らしいホームランだったと思います」と笑み。巨人に3連勝し、「やっぱり相手も山崎投手で素晴らしい投手なので、そこで逆転できたのは自信にしていいと思います」とうなずいた。





