「ＤｅＮＡ２－０広島」（２６日、横浜スタジアム）

　広島が完封負けで７カードぶりの負け越しとなった。新井貴浩監督は失点に直結した左翼手・ファビアンのプレーについて、「攻めるのも勇気、引くのも勇気だから。気持ちは買いたいけどね」と語った。

　０－０の三回１死一塁で、蝦名の左翼へのライナー性の打球に対してファビアンがダイビングキャッチを試みたが止められず。ボールがフェンスまで転々とする間に、一塁走者が生還した。

　チームは２日続けて守備のミスから決勝点を与えた。以下、新井監督の主な一問一答。

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　－先発・床田について。

　「ナイスピッチング。今日もナイスピッチングだったと思います」

　－前日に続いて、守備の乱れから失点となった。

　「そうやね。マティー（二俣）のところは、そんなにファーストをたくさん守る機会がないから、キク（菊池）の守備範囲を含めて、難しい部分はあったと思うね。頻繁にファーストで出ているわけではないから」

　－あそこの感覚は実戦で身につけるしかない。

　「そうだね。自分も経験があるから。やっぱりキクの守備範囲の広さがあれだから、瞬発的にパンって出てしまうよね。だからそこはずっとファーストで出ているわけではないから、しょうがない。ファビはね、やっぱり攻めていく気持ちは大切だと思います。攻めるのも勇気、引くのも勇気だから。気持ちは買いたいけどね」

　－初回先頭出塁からの中村奨のけん制死も攻めていった結果か。

　「うーん、まああそこは、耐えてほしいところではあるけどね。でもそこはまあまあ彼らは勉強だと思うので、また次頑張ってほしい。良いも悪いも経験だと思うから。うん」