広島・坂倉がウエスタン・くふうハヤテ戦で実戦復帰 適時二塁打放つなど3打数1安打1打点 「3番・捕手」でスタメンし四回で交代
「ウエスタン、広島-くふうハヤテ」(22日、由宇球場)
キャンプ中に負った右手中指の骨折からのリハビリを続けていた広島・坂倉将吾捕手(26)が実戦に復帰した。
「3番・捕手」でスタメン。初回無死一、二塁では初球からスイングし、鋭い打球を放つも一塁正面へ。一塁手の悪送球で二塁まで進塁した(記録は失策)。二回1死一、二塁の第2打席は、カウント3-2から左飛に倒れた。
第3打席は四回無死一塁。初球に一走・羽月が盗塁を決め、得点圏に進むとカウント2-1から外角の直球を左翼線へ。復帰後初安打となる適時二塁打を放ち、リードを6点に広げた。
守備ではドミンゲスとバッテリーを組んだ。三回無死一塁では、盗塁を許す場面もあったが、四回まで1安打無失点の好投に導いた。
五回の守備から退いた坂倉。復帰戦は3打数1安打1打点と、さすがの存在感を示した。
坂倉はキャンプ中の2月下旬に右手中指を骨折し、3月4日に手術を受け、リハビリを開始。当初は5月以降の復帰を予定していたが、順調に回復を見せ、今月3日からキャッチボール、11日ごろからは打撃練習を再開していた。