「広島－中日」（１５日、マツダスタジアム）

　「侍ジャパンＤＡＹ」と銘打って開催された一戦で、カープＯＢの山本浩二氏が始球式を行った。

　笑顔でマウンドに上がると、肩を数回回して準備運動。投球は惜しくもワンバウンドとなるも、歓声を浴びて役目を終えた。新井監督もベンチの最前列で見守り、笑顔で拍手を送った。

　投球を振り返り「見ての通りよ」と苦笑い。首位を走る好調なチームへ、「去年の悔しさがあるからな。それを踏まえて練習をやってきているから、その成果は必ず出る。優勝目指して頑張ってほしい」とエールを送った。

　山本氏は２０１３年の第３回ＷＢＣで日本代表の監督を務めた。惜しくも準決勝でプエルトリコに敗れ、３連覇を逃すも健闘を見せた。