広島・新井監督 「追い込まれた中、何とか食らい付く気持ちが出始めている。そこは技術じゃない」【一問一答】
「中日3-1広島」(9日、バンテリンドーム)
広島が競り負け、連勝は3で止まった。先発の大瀬良は6回5安打1失点の力投も、1-1の八回に3番手のハーンが代打・ブライトに右中間2点二塁打を浴びた。打線は柳に対して攻めあぐねた。昨季3勝9敗1分と苦戦したバンテリンドームでは、昨年4月28日から13試合連続で3得点以下と深刻。新井監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-八回に一時同点。2点を追う九回は1死一、三塁で代走の羽月が二盗を試みた。
「(八回は)相手の細かいところを突いて同点に追い付いたと思う。最後は羽月もよくトライした。羽月に全部任せているし、アウトになったけど、よくスタートを切ったと思う。またガンガン行ってもらいたい」
-六回無死一塁では末包の打席でエンドラン。1点を取りにいく姿勢が見えた。
「1ボール1ストライク(からの3球目)だったかな。結果的にはスライダーか何かでしょ。ストライクからボール。あそこの場面で柳は球が浮いてこない。さすがだなと思う」
-各選手、球際の強さで変化を感じる部分は。
「あるね。今日のスエ(末包)も追い込まれた中、何とか食らい付く気持ちが出始めているなと思う。そこは技術じゃない。メンタル的なところもある。細かいところだけど、そういうのも少しずつ見えてきているのかなと思う」





