広島の新外国人・ファビアンが“来日初本塁打” サモンズから左翼席へ 試合開始前までは打率・107と絶不調
「オープン戦、広島-ロッテ」(16日、マツダスタジアム)
広島の新外国人のサンドロ・ファビアン外野手(27)がオープン戦1号となる先制2ランを放った。
「1番・指名打者」で出場すると、両軍無得点で迎えた三回だ。1死一塁で打席を迎えると、カウント0-1からサモンズのチェンジアップに反応。打球は高々と舞い上がり、左翼席の最前列に飛び込んだ。ゆっくりとダイヤモンドを1周すると、ベンチ前では同僚と笑顔でハイタッチを交わした。
オープン戦はここまで苦しんでいた。試合前まで10試合に出場し、29打数3安打で打率・107。開幕まで2週間を切った中で、マイナー通算104発を誇る新助っ人が、ようやく実力の片りんを示した。





