広島・坂倉の代役候補 会沢、清水ら開幕マスク争い 昨季1軍定着の石原は3軍で別メニュー調整

 5回、中前へ同点となる2点適時打を放つ会沢(1日)
 勝利で終え、チームメートとグータッチを交わす高木(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、楽天0-2広島」(2日、倉敷マスカットスタジアム)

 広島・新井貴浩監督(48)が2日、倉敷での楽天とのオープン戦後に、坂倉将吾捕手(26)の「右手中指末節骨骨折」を発表した。春季キャンプ最終日の2月26日に痛め、この日の朝に広島市内で検査を受けた。復帰まで2カ月かかる見通しのため、開幕1軍は絶望。正捕手不在で3月28日の開幕戦・阪神戦(マツダ)を迎える緊急事態に見舞われた。

 坂倉の開幕1軍が絶望となった中、チームの捕手に目を移すと1軍には清水と高木が帯同しており、2軍では実績ある会沢、磯村、持丸が控える。昨季1軍に定着した石原は1月に左手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。現在は3軍で別メニュー調整を続けており、打撃練習を再開できている段階まで回復している。

 経験豊富な会沢は1日の教育リーグ・阪神戦に「3番・捕手」で先発出場。五回1死満塁で岩貞の直球を2点中前適時打とした。磯村はこの日の同戦に「6番・捕手」で先発マスクをかぶり、2打数1安打だった。

 高卒3年目の清水は初のキャンプ1軍スタート。2月21日の練習試合・KIA戦では1試合5安打と躍動し、この日も辛島から右前打をマークした。高木は1日から1軍に合流し、この日は途中出場で先制の犠飛でアピール。今後、開幕マスクの行方に注目が集まる。

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