広島・新井監督が“開幕本命”だった塹江に直接謝罪「すまん、気が変わった」左腕はマジの反応見せる

 笑顔を見せる新井貴浩監督(撮影・市尻達拡)
 宇津木妙子氏と話をする新井監督。左から2人目は佐々木主浩氏(撮影・市尻達拡)
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 「広島春季キャンプ」(25日、沖縄)

 広島・森下暢仁投手(27)が3月28日の開幕戦・阪神戦(マツダ)で開幕投手を務めることが決まった。練習後に明言した新井監督は、これまで開幕投手の“本命”として名前を挙げ続けていた塹江に直接、謝罪したことも明かした。

 「もちろん、塹江にもおわびを入れた。『すまん、気が変わった。森下でいく』と。そう言ったらがっくりしていた。これはマジで言った(笑)」と話した。

 塹江からは「親招待しようと思ってたのに」と返されたといい、指揮官は「『すまん、気が変わった』と。これほんまよ」と謝罪を繰り返したことを明かした。

 新井監督は今キャンプで、2020年以降は一度も先発登板がない左腕に愛を込めて“いじって”きた。

 開幕投手は森下、床田、大瀬良の3本柱による争いとなっていたが、2月1日に開幕投手を問われると「塹江です」とニヤリ。第1クール最終日も目立った選手に「あえて1人だけ挙げるなら、やっぱり塹江さんですかね」と満面の笑みで答えた。

 さらに開幕で対戦する阪神・藤川監督がテレビ出演した際に、広島の開幕投手発表を促している件を振られた際も「塹江だって!本人もその気になっている」と真面目に返していた。

 ただ、20日に森下、床田、大瀬良がそろって初のシート打撃に登板すると、新井監督は「塹江でほぼほぼ固まっていたけど、やっぱり彼ら3人がね。ちょっと揺らいでいます」と心変わりを口にしていた。

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