広島 大瀬良&床田も開幕投手へ順調 エースは20球で1安打、最速149キロ「その準備をするだけかな、と」

 シート打撃に登板し力投する大瀬良(左)と床田(撮影・市尻達拡)
 シート打撃登板で、あと1人をリクエストする大瀬良(撮影・市尻達拡)
 シート打撃登板で、サインを送る床田(撮影・市尻達拡)
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 「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)

 広島の開幕投手候補の森下暢仁、大瀬良大地、床田寛樹が今年初の実戦形式となるシート打撃に登板。3投手の力強い投球に新井貴浩監督はリリーフ左腕・塹江に託すことを明言している開幕投手について、「揺らいできた」とニヤリ。26日までの沖縄キャンプ中に大役を最終決定する方針を示した。

 開幕投手候補の2人も順調な調整ぶりを示した。まずは、2年ぶりの大役を目指すエース・大瀬良。打者5人に対し、20球で1安打。直球の最速は149キロを計測した。調整具合については「順調ですね」と笑顔。開幕投手については「決めたところでしっかり役割を果たせれば。その準備をするだけかな、と思っています」とどしっと構えた。

 自身初の開幕マウンドを目指す床田も打者7人を相手に27球で、1安打とさすがの内容。最速142キロにとどまった点を振り返り、「もうちょっと(球速が)出てほしかった」と苦笑いを浮かべるも「力が入った分、ずれたのかなと思ったので、またしっかりできればいい」と前を向いた。まだまだ熱い戦いは続いていく。

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