広島 ドラフト2位・佐藤柳之介がライブBPでまたも圧巻投球 直球で空振り三振を奪う場面も ほとんどの打者が差し込まれる
「広島春季キャンプ」(10日、日南)
広島のドラフト2位・佐藤柳之介投手が今キャンプ2度目のライブBPに登板。末包ら打者6人に対して計20球を投げ、安打性0本の圧巻投球を見せた。
スタート時こそ緊張からかボールが上ずる場面もあった左腕。だが出どころの見えづらいフォームから繰り出されるストレートはキレ十分。打者よりも投手の調整が早い時期だが、ほとんどの打者が差し込まれていた。
先頭の中村奨を二ゴロに打ち取ると、末包を中飛、林を左飛に。中村健は二ゴロ、韮沢は遊ゴロに仕留め、6人目の田村からは外角の直球で空振り三振を奪った。
変化球のコントロールも安定しており、ストライクを奪うのに苦労しない様子。6日にライブBPに登板した際には最速145キロを計測し、打者5人に計25球を投じ、安打性は1本のみ。バット2本をへし折っていた。
その際に新井監督は「打者の反応を見てもバットを何本も折っていたしね。スピード以上にスピンが利いていて、ベース板での強さを感じた」と評価していた。





