広島自力CS消滅…今季最大貯金14がついに0 DeNA遠のく1・5差 新井監督どん底脱出へ「前向いてやっていきたい」

 選手交代を告げ、ベンチに戻る新井監督(撮影・市尻達拡)
 敗戦後のあいさつを終え、ベンチに戻る新井監督(撮影・市尻達拡)
 敗戦後、ファンへのあいさつを終え、監督室へ戻る新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-3ヤクルト」(25日、マツダスタジアム)

 ついに底をついた…。逆転CS進出を目指す4位・広島が9月4度目の3連敗で1日時点で14あった貯金がとうとう0になった。3位・DeNAとは1・5差に拡大し、自力CS進出の可能性も消滅。新井貴浩監督(47)が前向きさを失うことはないが、現状は打開策に乏しい。

 吐き出すため息すら尽きつつある。ゲームセットを見届け、肩を落としてグラウンドに背を向ける鯉党からは悲愴(ひそう)感すら漂う。反撃力に乏しいパターン化された敗北。新井監督は「また明日、また明日。前を向いてやっていきたいと思うし、明日打つぞと思って準備してもらいたい」と変わらず先を見据える。ただ、横たわる現実には厳しいものがある。

 拙攻が尽きない。1点を追う二回は坂倉、菊池、石原の安打で2死満塁とするも、九里が空振り三振。スコア変わらずの六回もエンドランなどの積極策で1死満塁の好機を迎えるが、坂倉が遊飛、末包が見逃し三振に倒れてしまった。

 2度の満塁機を逸して、その直後に森浦が2失点して貧打にあえぐ打線には重い数字が刻まれた。指揮官も「それも明日はそういうところ(チャンス)でかえすぞと思って、試合に入ってほしいなと思います」と言うほかになかった。

 これで今月に入って4度目の3連敗。9月1日時点で首位に位置し、今季最大となる貯金14を蓄えていたチームは急転直下の大失速で、その24日後には4位に沈み、5月15日以来の貯金0になった。9月は4勝17敗で、月間19敗の球団ワースト記録も現実味を帯びる。悪い数字を並べればキリがないという現状がつらい。

 3位・DeNAとも1・5差に拡大し、自力でのCS進出の可能性も消滅した。そんな危機的状況ではあるが新井監督の言葉は前向きだ。「周りからはこういう状況になると元気がないと映るかもしれないけど、『今日こそ頑張ろう』、『明日はやろう』と、そういう雰囲気でみんな入れているとは思う」。素直に目の前の一戦に臨む姿勢を崩さない。

 選手も思いは同じだろう。八回に反撃の適時打を放った坂倉は「イラ立ってもしょうがない。これをみんなで何とかしないといけない」と言葉に熱を宿す。敗戦後のベンチ裏では誰かがバットでボールを打つ音が響いていた。暗中模索の日々の中、ナインは必死にもがき続けている。どん底を抜け出すため、できることは全てやっていく。

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