広島・大瀬良 連続無失点記録37回1/3でストップ…初黒星「反省して次勝てるように」 貧打深刻、3カード連続負け越し
「中日2-1広島」(6日、バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地投手(33)が今季初黒星を喫した。試合前時点で4戦連続無失点だった中、三回に先制点を献上して連続無失点記録は37回1/3でストップ。四回は今季83イニング目で初被弾した。チームは3カード連続の負け越し。中日戦は3勝8敗1分けで、8敗は全て1得点以下と貧打は深刻さを増す。まずは総力を挙げ、同一カード3連敗を阻止したい。
約1カ月ぶりに大瀬良が本塁を踏まれた。好投も報われず、今季初めて土が付いた。7回2失点に「しっかりまた反省して次勝てるように頑張りたい」と視線を上げた。
二回まで無失点と上々の滑り出し。だが、三回1死から9番・梅津に右前打を浴びると、そこから連打で満塁のピンチを背負った。ここで福永に右犠飛を許し、先制点を献上。5月31日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)の二回から続いていた連続イニング無失点記録は37回1/3で終止符が打たれた。
本人は「本当にいつか止まるものだと思っていた。それがあの場面だったと思いますが、結果的に先制点という形になってしまった。そういった意味では反省しないといけない」と唇をかんだ。
続く四回は先頭・板山に2ボールからの直球を右中間席に運ばれた。試合前の段階で今季、12球団の規定投球回に到達している投手で唯一、本塁打を打たれていなかったのが大瀬良だった。
リードを広げられた一発は今季83イニング目での初被弾。「やっぱり甘くなってしまったというところで、しっかり捉えられたかなと。ガクッとさせてしまう流れにしてしまったので、そこは反省しなきゃいけない」と悔やんだが、五回以降は無失点。新井監督は「しっかりゲームをつくってくれてナイスピッチングだった」とたたえた。
エースの粘投に応えたかった攻撃陣は相手先発・梅津を打ちあぐねた。初回は1死一、二塁で坂倉が二ゴロ併殺。四回も2死二、三塁で二俣のバットが外角スライダーに空を切った。
そして1点を追う九回。相手守護神・マルティネスから1死二、三塁と一打逆転の好機をつくった。ここで代打・松山は三邪飛。ファウルゾーンで三塁・福永が後ろ向きに捕球すると、三走・羽月が果敢にスタートを切るも本塁タッチアウト。まさかの幕切れでゲームセットを迎えた。ただ、指揮官は「羽月もアウトになったけど、よくトライしたと思う。あそこは福永君を褒めるしかない」と相手をたたえた。
チームは3カード連続負け越しで中日戦は8敗目。黒星を喫した8試合は全て1得点以下で敗れており、攻撃陣の奮起が待たれる状況だ。打線全体が束になって相手に襲いかかり、7日の一戦で負の流れを止めにいく。
