広島・ハッチが5回1失点の粘投も3敗目 来日最多を更新する7奪三振を記録「全体的には良く投げられた」

 力投するハッチ(撮影・田中太一)
 1回、ハッチは大山に右前タイムリーを浴び、中野の生還を許す(撮影・市尻達拡)
 5回1失点と粘りの投球をしたハッチ(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-2阪神」(23日、マツダスタジアム)

 広島のトーマス・ハッチ投手(29)が来日4度目の登板を5回5安打1失点、7奪三振と粘ったが、3敗目を喫した。

 初回に2死二塁から、大山に右前適時打を浴び、先制点を献上。「良いところに落ちただけ」と振り返るように、追い込んでから内角のツーシームを、詰まらせるも右前に運ばれた。

 三回の無死満塁、五回の無死一、二塁は踏ん張り、なんとか無失点で切り抜けた。「全体的には良く投げられたと思う。何回かピンチを招いたが、粘り強く投げて、(2回以降は)何とか0に抑えられた。次の登板に向け、しっかりとコンディショニングを上げて、何球でも投げられるような状態に持っていきたい」と前を向いた。

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