広島・森下 自身5連敗中の阪神戦で7回2失点の粘投 試合つくるも打線の援護に恵まれず4勝目は逃す

 5回、中野の打球に飛びつく森下(撮影・立川洋一郎)
 先発し、力投する森下(撮影・田中太一)
 4回、前川の一ゴロにマウンドを駆け降りる森下(撮影・市尻達拡)
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 「広島-阪神」(22日、マツダスタジアム)

 広島の森下暢仁投手(26)が7回6安打2失点で降板。苦手な阪神戦だったが今季最多の113球を投げ、粘りの投球で試合をつくった。

 出はなをくじかれた。初回先頭の近本に二塁打を浴びる。その後2死まで粘るも、大山に左前適時打を許し、先制点を献上。カットボールが甘く入ったところを打ち抜かれた。

 三回は先頭近本を四球で歩かせるとその後、1死二、三塁から大山に右犠飛を許し、2点ビハインドに。五回は1死満塁のピンチを招くも糸原、前川を一ゴロに打ち取り、無失点。なんとか試合をつくった。

 阪神戦は22年9月14日から5連敗中。昨季は5試合に登板し、4敗を喫するなど苦しんでいたが、先発の仕事を果たし、マウンドを降りた。

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